こんにちは!子供が1〜3歳の頃にイギリスの大学院でオンライン留学をし、今年、無事に修士号を取得したbubumiです(╹◡╹)前回の記事から少し間が空いてしまいましたが、その間に編集した修士論文が国内のジャーナルに掲載されました!詳細はこちら(https://jaltgesig.wordpress.com/journal-volume-1/)。また別の機会に論文についてもお話ししたいと思います。
今回は「オンライン大学院留学」シリーズのステップ4として、Personal Statement (PS)の書き方をご紹介します。記事の後半ではPSのサンプルへのリンクも載せていますので、参考にしていただければ幸いです。
- PSとは
- PSの長さや書式
- PSに書く内容
- 良いPS 7つの条件
- PSでやってはいけないこと 7つ
- PSを書き終わったら
- PSの例
- 終わりに
1. PSとは

Personal Statement (PS) は、「志願理由書」や「自己推薦文」にあたる資料です。自分について説明する短いエッセイです。志願する理由と、応募するコースに適していることを、経験や知識、背景、性格、学問分野への興味などに触れながら証明します。選考者に「自分が誰で、なぜこのコースに応募するのか」を明確に伝え、論理立てて書くことが重要です。
2. PSの長さや書式
一般的に500字前後、A4用紙1枚程度が目安です。ただし、大学によってはA4用紙2枚分を求められる場合もありますので、必ず大学の指示に従いましょう。
余白のマージン:1
フォント:Times New Roman
フォントサイズ:12
スペース:1.5-2
これらが標準ですが、これもまた大学の指示に従ってください。
3. PSに書くこと
① 出願理由:コースや教科に対する興味や情熱を書き、知識・経験を通じて大学院で学ぶ準備が整っていることを示します。
② 背景:大学での学びや卒論など、これまでの経験が大学院での学習にどのように役立つかを述べます。
③ スキル:ライティング力、アカデミックスキル、IT、統計、組織、コミュニケーション、批判的思考などを示し、成績や受賞歴、職場での活躍なども書きます。大学院での学びにどう結びついているかを具体的に書くと効果的です。
④ ゴール:将来の目標を書き、適切なコース選択であることをアピールします。
これらが基本的に書かれているべきことです。出願要項を見て、もし大学院側から問いが示されている場合は、必ず優先してそれに答えましょう。

4. 良いPS 7つの条件

① 独自性があり、応募先の学校や学部に合わせた内容になっている
大学院の選考側はたくさんのPSを目にします。その中から自分を選んでもらうためには、定型文を使いすぎたり一般的な話ではいけません。自身の独自のエピソードを必ず盛り込みましょう。また、応募するコースの目的をウェブサイトで確認し、自身の興味やゴールと合致しているのか確認しましょう。
② 自身の学問的な興味や能力が伝わる内容である
ウェブサイトでそのコースではどのようなことを学べるのかしっかりと理解しましょう。その中で何を特に学びたいのか、その内容とこれまでの自分の経歴がどのように一致するのか整合性を見つけてください。
③ 大学院に対する自分の貢献についても言及している
「ギブ&テイク」を忘れないようにしましょう。自分が大学院から学びたいこと(テイク)だけでなく、自分が与えられることは何なのか(ギブ)。例えば、私はTESOL(英語教育)に応募しましたので、「グローバルな視点で英語教育を学び、それを日本に持ち帰り教師として現場と世界のアカデミック分野のギャップを縮めます。」のようなことを書きました。そうすると、この応募者をとると、日本の英語教育事情に影響を与えられそうだ、とメリットが伝わります。
④ 論理的で段落に一貫性があり、短く簡潔である
ボディパラグラフに含まれる段落は、トピックセンテンス、サポートセンテンス、コンクルージョン、という構成で書きます。
My work placement at……….. during the summer of 2008 reinforced my
interest in the areas of ………. and I was able to experience the effects of
applying Government legislation in a working environment. 【トピックセンテンス】
My main role was to monitor the effects of …….. through market surveys and to analyse the data using statistical packages such as SPSS.【サポートセンテンス①】 I wrote a report on my findings which was well received by my organisation. 【サポートセンテンス②】
This experience helped me to
develop relevant skills in constructing questionnaires, managing my time
effectively and writing succinctly.【コンクルージョン】
この段落には4つの文が含まれています。
【トピックセンテンス】主旨を伝えます。
【サポートセンテンス】トピックセンテンスを説明する2-4の文。1-2の例を書きます。
【コンクルージョン】結論を短く伝えます。
ひとつの段落の中に異なるトピックをあれこれ書いてはいけません。「最初に書くひとつのトピックに関して、例を述べ、簡潔に結論を書く。」これができている文章が一貫性があるとみられます。
⑤ イントロダクションが選考者の興味を引き、応募理由がわかりやすく示されている
特に面白く書く必要はありませんが、自分のエピソードを元にイントロダクションを書きましょう。見たことあるな、というような定型文が並んでいては、選考者の興味を惹くことはできません。
⑥ 中盤でアカデミックや職歴の背景を述べ、スキルと大学院コースの関連性を示している
自分が誰なのか、なぜそのコースに応募するのか、初めて読む人に伝わるようにしましょう。
⑦ 結論が簡潔で、自分が理想的な候補者であると示している
結論は、情熱を込めながら、でも簡潔に書きましょう。
5. PSでやってはいけないこと 7つ

①ルールを無視する
大学院の応募要項をよく読んで書き始めましょう。書式や長さを守ってください。
②質問に答えていない
こちらも、大学院の応募要項でPSで書かなければいけないことが示されているか、よく確認してください。
③一般的な話に終始する
自分の魅力を伝えてください!誰にでも書けるPSではいけません。
④同情を引く内容ばかりを書く
ポジティブな内容を多めに書きましょう。
⑤言い訳や謝罪を入れる
自信の無さからつい、知識・スキルが足りないことを言い訳してしまうことがあります。自身の足りないところに触れるのは悪いことではありませんが、それをどう補っていくのか、もしくは身につけていくのか前向きな言葉で締め括るようにしてください。
⑥嘘をつく
無かったことを事実のように書くのは嘘です。これはいけません。しかし、自分の魅力や能力を少し誇張して伝えるのは嘘ではありません。
This experience assisted me in becoming highly competent in…
この経験は私の…の能力をとても高めました。
とても高まったわけでは無いけれど…と控えめになる必要はありません。ここは自信をもって少し盛ったかな?という程度に自分の魅力を伝えましょう。
⑦熱意が伝わらない
I am keen to study…
It is fascinating…
This incident sparked my interest in…
こうした表現を使って、PS全体で、応募していることに熱意が伝わるようにしましょう。他にも下記の見本をたくさん見て、熱意が伝わるフレーズをいくつか真似して使ってみましょう。
6. PSを書き終わったら

PSを書き終わったら必ず見直しましょう!
誤字脱字文法チェック(AIツールも活用すると便利です)
第三者チェック(できればネイティブスピーカーに見てもらいましょう)
誤字脱字文法ミスは必ず起こります。これらを確認せず提出してしまうと、致命的です!必ず見直しましょう。その後、必ず第三者にチェックしてもらい、アドバイスをもらいましょう。身近にチェックしてもらえる人が思いつかない場合には、留学エージェンシーに始めから相談することをお薦めします。提出書類の校正サービスが付いていることがほとんどです。AIの利用も考えられますが、利用が認められているかは大学院のウェブサイトで確認してから使いましょう。
7. PSの例
海外大学院出願用PSの例が載った良いサイトへのリンクを貼ります。ぜひ参考にしてみてください。
Example of a Personal Statement for a Masters
↑こちらは、穴埋め式で一般的な大学院用PSの例が1つでています。まずは、大まかなイメージを掴むのに見ると良いでしょう。しかし、ただ穴埋めするだけで完成させることは絶対に無いようにしましょう。
500+ Personal Statement Examples by Subject
↑こちらは、学部・分野別の例が載っていて、より自分の出願するコースに近い内容のPSが探せるでしょう。
8. 終わりに
自信を持ってPSを書き上げましょう!嘘はいけませんが、少し盛ったかな?と思う程度に、自分の魅力を最大限に伝えることが大切です。オンライン大学院留学の出願では書類が最重要です。納得いくまで何度も書き直し、必ず誰かに見てもらいましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。次回はCVの書き方についてお話しする予定です。ではまた(╹◡╹)


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論理立てて書くというのは、
introduction、2-4のbody paragraphs、conclusionを作ること。
body paragraphの中にはtopic sentenceとそれの例などを示すsupport sentenceを書くこと。
ということから始めよう!