こんにちは。3歳児を子育てしながらイギリス大学院へオンライン留学中のbubumiです(╹◡╹)遂に、ついに!!!修論結果が出ました!
18点 (20点満点中) で…Distinction!!!

As a piece of qualitative research, this is a good study of the current views in Japan.
I found this an interesting and thought-provoking dissertation.
といった評価コメントも二人の採点者からそれぞれ貰いました。本日は、イギリスの大学院では成績がどのように付けられるか、最後には私の2年半での成績もまとめて公開します。
1. イギリス大学院の成績の付き方
成績(Grade)と日本でいう単位について説明します。DistinctionはAtsueigoさんの単語帳でもお馴染みの言葉になりましたが、それが最も上の評価。私の学んだSt Andrews大学院では、点数とそれぞれのGradeが下記のように示されていました。
20点満点中 | St Andrews大学院のGrade表記 | |
16.5-20 | Distinction | (excellent work) |
13.5-16.4 | Merit | (strong work) |
10.5-13.4 | Pass | (competent work) |
7.0-10.4 | Marginal Pass | (adequate work) |
4.0-6.9 | Fail with right to reassessment | (inadequate work) |
0.0-3.0 | Fail without right to reassessment | (inadequate work) |
入学時に、「Meritを貰えたらそれはすごいこと。Distinctionはなかなか貰えないから、英語を第二言語として学んでいる人は特に落ち込まないで。」と説明がありました。とはいえ、初めての課題で10点のMarginal Passだった時はとても落ち込みました。
また、上記は私の学んだ大学院の例ですが、一般的にはイギリスの大学・大学院では以下のように成績が付けられるようです。
100 %中 | 一般的な英国大学院の成績表記 | 一般的な英国大学の成績表記 |
70 %+ | Distinction | 1st |
60-69 % | Merit | 2.1 |
50-59 % | Pass | 2.2 |
40-49 % | Fail/borderline pass | 3rd |
St Andrewsでは8割以上でないとDistinction評価は付かないので、7割以上でDistinctionが付く大学院よりは好成績は取りにくいのかもしれません。一般的な基準はあれど、大学によって異なるようですね。以下、私の経験したSt Andrew大学院を例に解説を進めてまいります。
2. シラバス(ハンドブック)の活用
各コースが始まる前に、ハンドブックのファイルがダウンロードでき、成績の付け方について細かく記載がありました。成績の為の課題ではない、という話もありますが、私はせっかく頑張るんだから成績も付いてきてほしいという考えだったので、この評価基準はよく読んで課題に取り掛かるようにしました。

授業によって、レポートだけでなく、ディスカッション(毎週グループの掲示板のようなところに自分の意見を発表し仲間の意見に返事をして議論を深めるようなもの)、プレゼンテーション(パワーポイント資料を作成しそこに自分の声を録音してファイルを提出)も評価に入ります。その場合はそれぞれに対して上記の評価基準が示されました。そしてそのコースの成績は全てが総合されて算出されます。
例えば、レポート70 %/ ディスカッション 30 %が反映されるコースで、レポート(12点Pass)/ディスカッション(20点Distinction)だった場合、そのコースは14.4点Meritという成績が付けられます。
3. 私の成績
2年半在籍し、授業8コースと修論の計9回成績が出ました。(※因みに現地留学の方はこれを1年間の中でこなすので、大変だと思います。)不合格以外全てを経験し、
Distinction―3回, Merit―3回, Pass―2回, Marginal Pass―1回
でした。左が1年目の成績、右が2 年目の成績です。青枠で囲んだところがこれまでふれてきているGradeです。


上が1年目。下が2年目。ばらつきがありすぎますね。でもこれが私の実力かと…むしろ実力以上に評価して貰えたのでは無いかと思っています。大学院に入って最も学びたかったTeaching Young LearnersとTechology for Teachingという授業、そして修論の計3つでDistinctionがとれたので、私は大満足です。
さて、Gradeの他にSCOTCATとECTSというものが書かれていますが、こちらは日本でいう単位です。
SCOTCATとは
SCOTCAT (Scottish Credit Accumulation and Transfer)に示されているのは、イギリスの中のスコットランドの教育機関で共通して使用される単位です。授業を受ける、課題に取り組む等そのコースを修了するのに必要となる目安の学習時間量をもとに数値が定められています。1 SCOTCAT point = 10 hours workloadです。詳しくはScottish Credit and Qualifications Framework (SCQF)のウェブサイトにて。
ECTSとは
ECTS(European Credit Transfer System)は、ヨーロッパの教育機関で共通して使われている単位です。1 SCOTCAT point = 0.5 ECTS pointで換算します。
※1 US credit point = 2.0-2.5 ECTS相当だそうです。
※日本の大学の単位との公式な変換レートは無いようで、大学によって異なるとのことです。
今回、私の修士コースMScでは合計90 ECTS を取得しました。一般的なヨーロッパ基準では、学部/180-240 ECTS credits、修士/90-120 ECTS credits、博士/様々とこちらのEUの公式サイトには記載されています。一見、ヨーロッパの中でもイギリスの教育機関は単位が取りやすいと思えるかもしれませんが、イギリスの大学院の特徴で、通学であれば大学院は1年で修了します。よって、短期間にたくさんの授業が詰め込まれることになります。オランダも1年ですが、他のヨーロッパ諸国は主に2年間だそうです。こうした修学期間もECTSの目安学習時間に関わっているのかもしれません。
4. 修論のフィードバック
修論は点数以外に、レポート1.5枚程度で細かくコメントを貰いました。
簡単に列挙すると、
<良い点>
- 目的がはっきりしていた。
- Qualitative Researchを用いる理由が目的と合致し、理由が的確に述べられていた。
- 研究者のbiasが排除されるよう考慮されていた。
- Research designとlimitationsが明確に述べられている。
- 日本の英語教育の改革に貢献したい熱意が感じられる。
- 深く広く、多くの文献に触れることができている。
<改善点>
- 繰り返しの表現がある。
- Conclusionsで世界における英語のポジションの変化と関連づけてディスカッションできると良かった。
といったようなことが書かれておりました。分析法や結果のデータには自信があったのですが、考察部分で色々な文献と絡めながらまとめるのは、私にはとても難しい作業でした。なので、もう少しまとまりがあったり、違う角度からの議論の仕方がきっとあってそこを改善点として指摘されたような感じです。しかし、全体的に高評価を貰えました。満足です。やり切りました!

5. 終わり
以上、私はイギリスのSt Andrews大学院に2年半オンライン留学し、180 SCOTCAT (=90 ECTS)という単位を取得しました。成績は、全て平均すると20点中15.0点でMeritでの卒業となりそうです。でも兎にも角にも修士号は無事に取得できそうです!そして何より修論Distinction嬉しい!!!I’m over the moon٩( ᐛ )و ブログを見て応援してきて下さった皆様、ありがとうございました!6月の大学院卒業=修士号取得まで、そしてきっとその後も?ブログはまだ続きますので、今後も宜しくお願い致します。