修論終了!(成績はまだ)

 こんにちは。イギリスの大学院オンライン留学で修論を昨年11月に提出し、3歳3ヶ月の子供の育児中のbubumiです(╹◡╹)。成績が今月末に発表されるはずなのですが、その前に、半年の修論期間を終えて、良かった点と反省点について記録しておきたいと思います。修論の過程でほぼ毎日投稿していたX(@BubumiBlog)の投稿も照らし合わせながら振り返ってみます。もし、修論の単位がもらえなかったら、落ち込んで振り返るどころではなくなる…

良かった点

1. 本当に学びたいテーマを追究できた

 最も興味をもっていて尚且つ今後の仕事にも直結するだろう発音の分野に深く入り込むことができたこと、併せてELF(English as a Lingua Franca)についても専門知識を深めることができたことは、大きな成果です。5月にテーマを決める際、私は’分析法が容易に考えつきやりやすそうだけれどそんなに興味がないテーマ’と、’一番興味があるけれど研究手法が思いつかず、やるにも参加者を募るのが大変そうなテーマ‘との狭間で悩んでいました。悩みに悩んで、結局大学教授と別分野で同じくオンライン大学院留学中の友人両方から、「絶対にやりたいテーマを選んだ方が良い。そうでなければ、研究期間がただの作業になる。」と強く後押ししてもらい、やりたかった発音分野のテーマを選択しやり切ることができました。

モチベーション高く半年間駆け抜けられた要因の大きな1つに、「大変だけれど本当にやりたいテーマを追求したこと」があったことは間違いありません。もしもテーマ選択で悩んでいる方がいれば、一番興味のあるテーマを選択されることを強くお薦めします。その為に、たくさん文献を読み、でもリーディングリストを作成して有限を設けて読み、ある程度の所で教授や仲間に相談すると良いです。

2. 専門分野における人との繋がりが増えた

 発音やELF分野を専門とした博士課程の先輩や、指導教官以外の教授とも繋がることができました。 オンラインでの学習は十分過ぎるほど質の高いものだったのですが、そうした偶然居合わせた繋がりというものに出会うことは少ないように思います。友達もできづらいです。オンラインだけでは不足だというわけではありませんが、オンラインであれば、他者の意見にふれることに、より積極的な姿勢でなければいけないということかと思います。私の研究テーマは今後もキャリアと共にずっと追究していくものになるので、今回得た繋がりはずっと役立っていくと思います。

https://twitter.com/BubumiBlog/status/1715709794768781669?s=20

※ 因みに個人的に繋がってはいないのですが、私が修論の過程で最も影響を受けた尊敬する先生は、Iowa State UniversityのJohn Levis教授です。第二言語学習が習得する発音についてintelligibility, comprehensibility, accent, といったことも専門に研究されています。Xアカウントもおもちでフォローしましたが、いつかLevis先生とお話ししてみたい…!

3. 最適な分析方法を選択できた

STEP

研究テーマ決定(文献を読む・教授や仲間に相談)

STEP

Epistemology, Ontologyを整理

STEP

Qualitative Researchを選択

STEP

“Qualitative Inquiry and Research Design: Choosing Among Five Approaches” (John W. Creswell)を読み、最適な研究デザインと分析法を決定

このステップで、納得のいく分析方法が選択できました。

Qualitative researchを検討されている方は、すぐに”Qualitative Inquiry and Research Design: Choosing Among Five Approaches”を読むことをお薦めします。授業で扱った時はなんのことやらとさらっと流し読みしていたのですが、テーマが決まった上で読むと、研究に直結しとても助けられました。Quantitative ResearchやMixed Researchについてはすみません、わかりません。

番外編:インタビューの実施

 計10名の方がインタビューに参加してくださり、その方々を紹介していただいた人数も含めると、自身の研究には数十人協力してくださった方がいました。本当に本当に有難いことでした。多くの方に関わっていただいたことで責任感が増し、貴重な時間を自分に費やしてくださった方の好意を無駄にできないと、最後追い込まれて投げやりになりそうな時も、気力がなんだかわかない時も助けてもらいました。

 かなり学びとは関係無いのですが、インタビューを実施したことでもう一つ良かったことがありました。久々に自分の顔をまじまじと見たことです。仕事に出ておらず子育てと勉強に明け暮れ、すっかり自分を鏡で見る時間が減っていました。分析のためインタビューで録画したデータを見ると、自分の老化と顔の歪みに驚きました。特に顔の右側が見たことないほど下がっていて左右差が大きくあることに驚愕し、おかげで現在は、右側の口角を上げたり表情筋を使ったり気をつけるようになりました。今回気づいていなければ、顔の片側の筋肉だけ使う癖に気づかず左右差がどんどん広がっていたかもしれません。

反省点

1. 単語等英語力不足

   修論を進める中で、英語力不足がずしりと響きました。特に単語力、表現力の向上が必要であると認識し、これからは語彙を増やすことや多読によって色々な自然な英語表現に触れることを努めます。また、大学院入学前に、IELTSのwritingスコアアップや英検1級取得はしておくに越したことはないなと痛感しました。更にできることとしては、Reporting Verbsをマスターしておくことかと思います。

  • 引用する研究者の意見をニュートラルに伝えるときの動詞は

Observe, Describe, Discuss等

  • 引用する研究者の意見に同意しつつ、研究者の意見を表現する時は

Show, Illustrate, Explain等

  • 引用する研究者の意見に反対しつつ、研究者の意見を表現する時は

Believe, Claim, Justify等

論文を書く上でたくさんの文献を引用するので、Reporting Verbsを使い分けることは必須でした。未だに難しい。詳しくは以下のサイトや本で学べます。

https://www.ncl.ac.uk/academic-skills-kit/writing/academic-writing/reporting-verbs/

2. NVivoの使い方を早い段階で理解しておけばよかった

 インタビューデータ(質的データ)の分析にNVivoを使用しました。この機能をもっと早く熟知しておくべきでした。事前に練習しておけば、最後の1週間で新しい機能を見つけ、論文に盛り込むグラフ図を追加する、なんてことは無かったと思います。

 こんな感じで提出まであと2ヶ月という中、NVivo開けなくてもまぁ良いか、みたいな気楽な調子ではアウトです。

3. 心身の健康面をおざなりにした

   研究の過程でストレスが溜まり、それが家族に波及してしまったことが反省点です。この点では、本当の意味で学業と家庭を両立できていたのか、自信をもって頷けないところです。 また、体の健康管理も疎かになっていました。体重が増加したり、疎かにするあまり尿路感染というものも起こしたりしました。トイレの我慢のしすぎがきっと原因です。反省点の1つ目にある英語力不足、ここにもっと余裕があれば、精神的なゆとりがもう少しあったり、運動する時間もとれて違ったかもしれません。

 これは尿路感染によるものでした… 病院に行くと検査でわかり、お薬をのみ、たくさん水分をとって頻繁に尿を排出することで3日程で全快しました。

 以上、良かった点と反省点です。論文の出来に関しての反省点があまり思いつかないのは、私の力不足です。他の方から見れば、改善点ばかりの拙い論文になっていると思います。そこは今月末に返ってくる評価とコメントから学びたいと思います。

今後の計画

学んだことをアウトプットできるよう復習する

 この2年半主に知識のインプットのみでしたので、学んだTESOLに関する知識をブログや動画でアウトプットしたいと思います。まずは今月中に学んだ8つの講義を総復習して自分の知識にし、Evernoteに整理したいと思います。

動画を作る

 修論の内容を踏まえたEFLと発音についての動画。そして主にパパママ向けにお子さんへのおうち英語教育をしながら自身の発音も向上できるコンテンツを今年中に作りたいと思っています。

指導実績を重ねる

 元々は教員として10年間勤めていました。産後辞めて、大学院に入学しているので、指導実績はここしばらくストップしています。大学院を経てレベルアップしたはずの今、オンラインや今の住んでいる環境で、指導実績を積み重ねていきます。

自身の英語力向上

 IELTS 8.0以上のスコア達成と英検1級取得します。

英語交流の場を広げる

 今は限られた交友関係で英語を使っています。コンフォートゾーンを抜けて、より交流の場を増やしたいと思います。どんな方とでも会話できる英語力をつけたいです。

終わり

 以上、2023年5月に始まって11月に終えた修論の振り返りでした。半年間の日々の状況はX (Twitter)の @BubumiBlogで投稿しておりましたので良ければそちらをご覧ください。住んでいる環境が原因なのか、なぜか半年弱、ブログサイトにログインができませんでした。最近復活し、今後は安定して接続できますように。成績待ちまで不安はありますが、このブログを始めた時のゴール”2024年修士号取得”達成目前まで来ました!成績が出たらまたご報告します。

ABOUT US
bubumi子育てしながらのオンライン留学で2024年修士号取得したママ
子育てとキャリアアップの両立に奮闘中の4歳児ママ。2021年よりイギリス(スコットランド)University of St AndrewsのTESOL修士課程でオンライン留学開始。修論でDistinctionの結果を貰い2024年卒業!編集した修論は国内ジャーナルに掲載→(https://jaltgesig.wordpress.com/journal-volume-1/) 出産前後で出願→在学1年目1歳児ママ→在学2年目2歳児ママ。→修論期間3歳児ママ。出願時のIELTSはOverall7.0 (L8.0/R7.5/S6.5/W6.5)。